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2009年10月26日 (月)

二軸動作の特徴

私は、二軸動作の特徴を以下の4点と捉えてきました(④と⑤は同じくくりで考えていたこともあります)。

①着地脚の外旋位
②着地脚アウトエッジ荷重
③着地脚の踵を踏む
④遊脚の腰の抜き
⑤遊脚(後期)に重心

しかし、これら5つの特徴を有する動作のことをこれまで「中心軸動作」に対して「二軸動作」と表現してきましたが、「何が軸なのか」「どうして軸が二つあるのか」といったことに対して、適切な回答ができていなかったように感じています。また、そのことによって、「二軸動作」と呼んできた動作自体が存在しないものとして扱われていることもあるように思われます。

そのため、私はこれから「二軸動作」(上記した5つの特徴を有する動作)のことを、動作の特徴から「B×BS(バックワード×ボディ・ストレッチ)動作」と呼ぶことを提案したいと思います。

ここで、
◆バックワードというのは歩行時の股関節の回転方向が、(前→下→後→上)のフォワードサイクルに対して、(前→上→後→下)のバックワードサイクルを特徴とした動きのことです。
◆ボディ・ストレッチというのは歩行時の股関節の回旋方向が、体(ボディ)を上下に貫く中心(=「芯」)から離れる方向に向かう動きのことで、結果として体が左右に引き伸ばされることから「ボディ・ストレッチ」と呼びたいと思います。一方の「芯」の方向に向かう動きは、結果として体を捻ることになるため「ボディ・ツイスト」と考えています。

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