股関節の回旋方向による歩行動作の分類
歩行時の股関節の回旋方向によって、歩行動作は「ボディ・ツイスト」歩行と「ボディ・ストレッチ」歩行の2種類に分類できると考えました。
ただし、これらも「フォワード」「バックワードと」同様に少々理屈っぽいネーミングである感じが否めません。
実は、当初は股関節の回旋方向による歩行動作を、「コンセントリック」動作(=体を上下に貫く中心(=「芯」)の方向に向かう動き)と「エキセントリック」動作(=「芯」から離れる方向に向かう動き)のように呼ぶことを提案したいと思っていました。
しかし、運動科学においては筋収縮の様式(コンセントリック=短縮性、エキセントリック=伸長性)と紛らわしいということもあって、「ボディ・ツイスト」「ボディ・ストレッチ」に落ち着いた次第です。
ただし、今も「コンセントリック」「エキセントリック」の方がそれぞれの動作の特徴をよく表現できていると思っています。
もっとも、歩いていてもっと楽しくなるようなニックネームを見つけたいと思っているのは「フォワード」「バックワード」と同様です。
« ノルディック・ウォーキングと肩(股関節)のバックワードサイクル | トップページ | 「ボディ・ツイスト」歩行と「ボディ・ストレッチ」歩行の特徴 »
「二軸動作」カテゴリの記事
- 「ヒトは地上最速の動物だった」読後感(2018.04.15)
- 「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」読後感(2018.03.24)
- 「足のはこびやうの事」(宮本武蔵「五輪書」水之巻)に関する考察(2018.03.17)
- 「つま先を上げて」ワルツのリズムで優しく歩こう♪(小趾から拇趾への意識)(2015.08.30)
- 「つま先を上げて」ワルツのリズムで優しく歩こう♪(2015.05.30)
« ノルディック・ウォーキングと肩(股関節)のバックワードサイクル | トップページ | 「ボディ・ツイスト」歩行と「ボディ・ストレッチ」歩行の特徴 »
コメント