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2011年7月19日 (火)

歩行動作の分類と二軸動作の特徴(加速度と「ボディ・ツイスト」「ボディ・ストレッチ」)

一昨年に「常歩(なみあし)身体研究所」のHPに、「歩行動作の分類と二軸動作の特徴」と題して報告しました(以下のリンクのpdfです)。
http://www.namiashi.net/image/CAE2B9D4C6B0BAEEA4CECAACCEE0A4C8C6F3BCB4C6B0BAEEA4CEC6C3C4A7.pdf

上記した報告の中で、歩行時の股関節の回旋方向によって、歩行動作は2種類に分類できると考えました。すなわち、「ボディ・ツイスト」歩行と「ボディ・ストレッチ」歩行の2種類で、それぞれの歩行は、股関節の回旋において以下の特徴を有するものとして定義しました。
◆「ボディ・ツイスト」歩行
遊脚(前期):外旋位、外旋トルク ⇒ 遊脚(後期):外旋位、内旋トルク
 ⇒ 着地脚(前期):内旋位、内旋トルク ⇒ 着地脚(後期):内旋位、外旋トルク
◆「ボディ・ストレッチ」歩行
遊脚(前期):内旋位、内旋トルク ⇒ 遊脚(後期):内旋位、外旋トルク
 ⇒ 着地脚(前期):外旋位、外旋トルク ⇒ 着地脚(後期):外旋位、内旋トルク

上記した特徴を有する「ボディ・ツイスト」「ボディ・ストレッチ」のそれぞれの歩行において、体の中心部(骨盤)に発生する加速度を、着地脚を中心として見た場合について考えてみました。
・着地脚(前期):接地時(着地脚側の骨盤が前方に)⇒体の真下を通過(骨盤は進行方向に対して垂直)
・着地脚(後期):体の真下を通過(骨盤は進行方向に対して垂直)⇒離地時(着地脚側の骨盤が後方に)
ということと各歩行の特徴から、それぞれの歩行において発生する加速度は、その前後および左右の成分において、以下の特徴を有するものと考えられました。
◆「ボディ・ツイスト」歩行
・着地脚(前期):後向きの加速度(ブレーキ)がかかる(着地脚側向きの成分を含む)
・着地脚(後期):前向きの加速度がかかる(着地脚側向きの成分を含む)
◆「ボディ・ストレッチ」歩行
・着地脚(前期):後向きの加速度(ブレーキ)はほとんどかからず(かかるとしても左右に向かう成分はほとんど含まず)
・着地脚(後期):前向きの加速度がほぼ進行方向にかかる

以上より、「ボディ・ツイスト」「ボディ・ストレッチ」いずれの歩き方をしているかは、体の中心部(骨盤)に発生する加速度の前後および左右の成分を調べることで判断が可能なのではと考えられます。

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