MCEI大阪支部 2012年9月度 定例会 に参加してきました
9/6(木)に開催された、MCEI大阪の定例会に参加してきました。
http://www.mcei-osk.gr.jp/category/1284088.html
(MCEI大阪・澤田理事長の9月度定例会レポートです)
今月度は、『味の素社に於ける、ロンドンオリンピック日本代表 選手団への支援活動並びに店頭展開について』のテーマで、味の素株式会社 営業企画部 営業戦略グループ 専任課長 遠藤雅巳 氏の講演です。
以下、講演に関する私のメモです。
・背景:最近の食事=ワンプレート⇒でも、必要な栄養素が摂取できない
・味の素KKの課題:「オリンピック日本代表選手への支援活動を、いかに販促に結びつけるか」
⇒北京では「ご当地料理」で「クック ドゥ」の販促に結び付けられたが、ロンドンでは(リオでも)難しい
⇒これまで展開してきた「勝ち飯®」を活用できないか?
・「勝ち飯®」とは:「「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を考えながら、おいしく食べてカラダづくりを行なう食事」であり、「JOC 味の素 KK選手強化支援 「ビクトリープロジェクト」「勝ち飯®」」=「味の素ナショナルトレーニングセンター」内の栄養管理食堂「SAKURA Dining」における「勝てるカラダづくりのための食事プログラム」
⇒これを販促に活用できないか?ということで
・「がんばる人のチカラになるごはん 味の素KKの「勝ち飯®」」を提案したところ⇒営業担当者から「食に勝ち負けはないやろ」と酷評される一方で、得意先から「素材の訴求ではないという考え方がいい」と評価されるという(皮肉な?)結果に。
・いずれにしても、「SAKURA Dining」において選手が実際に食べているメニューを店頭で訴求できないか?をもとに、「JOCゴールドパートナー」の契約カテゴリーを最大限活用する(=カトゴリー外の製品が含まれないように厳しくチェックする)ことで「勝ち飯®」企画を展開。
・販促の効果:アミノバイタル以外の売り上げはほとんど伸びていない。。。⇒要因:震災の影響で内飯が増加した昨年に比較して、今年は外飯が増加(=内飯は減少)したためと推測(シェアは増加(傾向?))。
「勝ち飯®」=食事プログラムであることから、「SAKURA Dining」でも管理栄養士を巻き込まないと展開できなかったし、「がんばる人のチカラになるごはん 味の素KKの「勝ち飯®」」においても、多くの管理栄養士の方々が関わってきたのでは?と感じた。
そのため、「管理栄養士の方々を中心に「勝ち飯®」研究会のようなものを組織して中長期的に展開してはどうか?」とコメントしたところ、理事長からは「味の素KKと管理栄養士は犬猿の中なので、できるはずがない」とのコメント。でも本当にそうなのか?壊せない壁はないのでは?と業界の事情を知らない私は感じているところです。
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