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2014年4月29日 (火)

「ワルツのリズムで優しく歩こう♪」④アウトエッジ荷重

以前は、着地脚のアウトエッジ荷重と外旋を意識することに、大きなポイントを置いていましたが、最近は、以前ほど重要視しなくなりました。
と言うのは、殊更にアウトエッジ荷重・外旋を意識しなくても、脚を伸ばせば(膝関節を伸展すれば)、足首(足関節)は自然と内反して(足の裏側が内側を向いて)、アウトエッジ荷重となり、それとともに股関節は自然と外旋するものだからです。
逆に言えば、無理に拇趾球荷重を意識することさえなければ、自然とアウトエッジ荷重・外旋となるということから、この「アウトエッジ荷重」は独立した番号(④)をつけないでおこうと考えていたのですが、以下の理由から、「④」として書かせていただくこととしました。

それは、YouTubeの「アスリート解体新書 (38)競歩 ~驚異の歩行技術~」( http://www.youtube.com/watch?v=ylqfzqdBMvo )を観たことによります。(これまで観ていなかったことが、恥ずかしいのですが・・・)
これは、茨城県立医療大学の法元康二先生の解説で、明石顕選手をモデルとしてナビゲーターの荻原次晴氏が競歩の技術を習得していくという作品ですが、この中で競歩の技術のひとつのポイントとして、以下の内容が紹介されています。
◆支持脚を外側に倒す競歩の技術
・通常歩行:骨盤が上昇→エネルギーロス
・競歩:支持脚を外側に倒す→骨盤の上昇を抑える→エネルギーロスを減らす→ピッチが上がる
(28分58秒の映像の中の12分30秒~14分あたり)

ここで、「支持脚を外側に倒す」ためには「外側のくるぶしの下あたりに体重をかける」ことがポイントで、更にそのためには「内側に(遊脚の)膝を入れる」ことが有効であると説明されています。
実は、私がアウトエッジ荷重と股関節の外旋がポイントであると考えていた理由は、「可動域が広くなり、前への推進力が高まる」ことによるのですが、自分の歩き方を振り返ってみると、着地脚(支持脚)が外側に倒れていることに改めて気が付きました。
すなわち、アウトエッジ荷重=「外側のくるぶしの下あたりに体重をかける」ことであり、「支持脚を外側に倒す」こと、すなわち、骨盤の上昇を抑える→エネルギーロスを減らすことに繋がる動きだということがわかりました。
そして、「内側に(遊脚の)膝を入れる」ことに関しても、「歩行周期における股関節の外旋・内旋の繰り返し」(後述)という観点から見た場合、同じことにポイントを置かれていると捉えました。
(ただし、映像では遊脚中期・終期にかけても膝を内側に入れていましたが、ここはちょっと違うと思っています(これも後述)。)

「歩行周期における股関節の外旋・内旋の繰り返し」に関してですが、歩行周期を
A:接床・荷重応答、B:立脚中期・終期、C:前遊脚・遊脚前期、D:遊脚中期・終期
の4つの相に分けた場合、アウトエッジ荷重・外旋を意識した歩き方では、股関節の位置、運動、力は、以下の繰り返しになると思われます。
A:外旋位、外旋方向、外旋モーメント
B:外旋位、内旋方向、外旋モーメント
C:内旋位、内旋方向、内旋モーメント
D:内旋位、外旋方向、外旋モーメント
(一方で、拇趾球荷重・内旋を意識した歩き方では、股関節の位置、運動、力は、以下の繰り返しになると思われます。
A:内旋位、内旋方向、内旋モーメント
B:内旋位、外旋方向、内旋モーメント
C:外旋位、外旋方向、外旋モーメント
D:外旋位、内旋方向、内旋モーメント)

すなわち、アウトエッジ荷重・外旋を意識した歩き方でも、前遊脚・遊脚前期においては、「内側に膝を入れる」ことが重要なポイントであることがわかります。
ただし、私は、遊脚中期・終期においては、膝はまだ内側に入った状態ではあるものの、股関節に外旋モーメントをかけて外旋方向に動かす=膝を外側に向かせることが、速く、そして身体に優しく歩くことに繋がると感じています。

なお、アウトエッジ荷重で歩くために、「人混みを掻き分け」るように歩くことが有効なのでは、と考えています。
すなわち、例えば右手の掌を外側に向ける(肩を内旋させる)とともに、左脚のアウトエッジに荷重して、股関節を外旋させながら歩く、といった歩き方なのですが、人によってはアウトエッジに荷重してもらえなくて、機能しない場合もあるので、最近はあまり使わないようになりました。
一方で、これとは逆の「ものを掻き集める」ような歩き方では、拇趾球荷重となるので、意識した上で避けることが速く、そして身体に優しく歩くことに繋がると思っています。

以上で、「ワルツのリズムで優しく歩こう♪」と題した「身体に優しい歩き方」=「怪我をしにくい歩き方」=「速く歩ける歩き方」についての小文は終わります。
終わりはしますが、私の中では、あくまでもこれは骨格であって、肉付けはこれからも続けていかないといけません。また、単なる仮説(妄想と言われる場合もありますが・・・)に過ぎないところも多くありますので、これから検証していく必要があります。
そして、そのためには、問題点を抽出していかないといけないのですが、最初にも書かせていただいたように、興味を持たれた方に対しては、できる限り、実際にお会いしてお伝えする中で、問題点の抽出もできればありがたいと感じています。
ご興味ある方は、是非、ご一報(コメントなど)ください。
折り返し私の方から連絡させていただき、お会いしてお伝えする方向で考えたいと思っています。(おわり)

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