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2015年5月30日 (土)

「つま先を上げて」ワルツのリズムで優しく歩こう♪

以前、「ワルツのリズムで優しく歩こう♪」と題する一連の記事を投稿いたしました。

(例えば→ http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-c5c6.html

この度、この「ワルツのリズムで優しく歩こう♪」の動きに「つま先を上げて」を加えることで、より「身体に優しく」「怪我をしにくく」、そして「速く歩ける」歩き方がお伝えできると考えましたので、以下、述べさせていただきます。

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競歩のトレーニングのひとつに、両足のつま先を上げて、すなわち踵の部分だけで立って、その状態でゆっくりと歩くというものがあります。

(実際に歩いてみればわかると思いますが、すねの部分がかなり痛くなってきます。)

これは競歩の歩型違反のひとつである「ベント・ニー」のリスクを減らすために、できるだけつま先を高く上げた状態で着地することを目的としたものです。

 

一方で、これまで私は、競歩のトレーニング以外のウォーキングの指導において、「つま先を上げる」ことにはポイントを置いてきませんでした。

むしろ、「歩幅が広くなれば自然とつま先は上がってくるので、あまり意識しないように」と言ってきたほどです。(ここで「歩幅が広くなれば」と書きましたが、これは「大股で歩こう」と意識するのではなく、お尻で踵とを後ろに押すことで、自然に「歩幅が広くなる」ものです)

(「お尻で踵とを後ろに押すこと」に関しては、こちらを参照→ http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/1-b303.html

その理由は、一般に「つま先を上げて、踵からしっかり着地」することがよい歩き方として広まっているようですが、私はこの「つま先を上げて、踵からしっかり着地」という言葉(表現)から一般の方が受け取られる歩き方は、「つま先を上げて、踵でしっかりと前にブレーキをかける(あるいは上から下に叩き付ける)」歩き方だと推測されたからです。(一般によい歩き方として広まっている「大股で歩こう」と意識すると、なおさらこのような歩き方になると思われます)

そして、このような「踵でしっかりと前にブレーキをかける(あるいは上から下に叩き付ける)」ような歩き方では、速く歩けないだけではなく(速く歩くことが目的の一般の方はほとんどおられないかもしれませんが)、関節部分にも筋肉部分にも負荷がかかってしまって、怪我のリスクが高まると考えたからです。

 

では、どうして競歩のトレーニングでは、「つま先を上げる」ことを意識してもよかったのでしょうか?

その理由は、つま先を上げて着地するとともに、踵で前にブレーキをかけないことにもポイントを置いているからです。

「踵からしっかり着地」のように、様々に(前にブレーキをかけたり、上から下に叩き付けたり)解釈できてしまう曖昧な表現ではなく、できる限り具体的にイメージ可能な表現を用いることで、より速くしかも身体に負荷のかからない優しい歩き方がお伝えできるのではないか?

このように考えたことから、一般のウォーキング指導においても、「つま先を上げる」ことにポイントを置こうと考えました。

 

では、つま先を上げて着地する際に、もうひとつ意識しなければいけない「踵で前にブレーキをかけないためのポイント」は何でしょうか?

それは、以前にも述べた「着地時に着地脚の踵で地面を後側に引っ掻くように」ということです。

(こちらを参照→ http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/3-4254.html

 

このことを意識していれば、「つま先を上げる」ことを意識しても、前にブレーキをかけたり、上から下に叩き付けたりするような動きにはならず、怪我のリスクも低減され、速く歩けるようになる(これはあまり重要でないかもしれません)と考えられます。

加えて、「つま先を上げる」ことを意識することには、もうひとつ利点があることがわかりました。それは、ヒールロッカーという踵を支点として脚部全体が前方に移動する機能をより有効に働かせることができるです。

ここで「踵を支点として」と書きましたが、この捉え方は、以前に述べた「腰(股関節)を支点とした脚部の振り子運動」に対して「逆振り子運動」とも呼ばれているものです。

(こちらを参照→ http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/1-061f.html

 

そして、この「逆振り子運動」が有効に機能することで、着地後に、着地脚と同側の腰が前方に乗り込む感覚が得られなすくなると推測されます。

その際には、着地脚と同側の腸腰筋が伸展しますので、所謂「お腹の引き締め効果」が得られるものと思っています。

 

以上まとめますと、「つま先を上げる」ことを意識するとともに「着地時に着地脚の踵で地面を後側に引っ掻くように」意識することによって、怪我のリスクも低減され、速く歩けるようになると考えられます。

 

なお、上記した一連の動作をノルディック・ウォーキングにおいて行うことで、以下の効果があると考えています。

①つま先を上げることによる不安定さが軽減される

②着地後に、着地脚と同側の腰が前方に乗り込む感覚が、反対側のポールを後ろに突くことで得られやすくなる

 

以上です♪

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