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2015年8月15日 (土)

昭和天皇の「玉音放送」 原文と現代語訳:朝日新聞デジタル

昭和天皇の「玉音放送」 原文と現代語訳:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASH8F15GFH8DUTIL053.html

⇒ 折角、朝日新聞デジタルに掲載していただいたので、感想を少し述べさせていただきます。(⇒以下の部分が感想、その直前が引用部分です。)あくまでも反省の対象は戦争に負けたことであって、戦争目的には恥ずべきところはなく、侵略に対する謝罪の必要すら当時はなかったと感じられます。

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曩ニ米英二國ニ宣戰スル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス

⇒大東亜戦争の目的が、我が国の「自存自衛」=安全保障と東アジアの安定=欧米植民地支配からの脱却(民族自決)であることを明確にされています。加えて、この目的はこの時に至るまで変わっていないものと捉えられます(この後に続く文言においても、目的が侵略に変化していったなどの表現はありません)。

 

戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス

⇒戦局が悪化したことと世界の情勢が有利ではないことを述べていますが、その原因には触れていません(我が国の戦争目的が侵略に変化したためだとも言っていません)。

 

加之敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル

⇒敵=連合国=米国が、非戦闘員である一般市民に対する攻撃を禁止している戦時国際法に違反していることを明言している部分です。朝日新聞なので削除されたかと思っていましたが、残っています。

 

朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ開放ニ協力セル諸連邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス

⇒欧米植民地支配からの脱却(民族自決)という目的が達せられなかったことに対して遺憾の意を表さざるを得ないと言っているのであって、侵略したから遺憾の意を表さざるを得ないと言っているのでは決してありません。

 

朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ

⇒国体が維持できることを明確に述べられていることから、ポツダム宣言を受諾することは決して無条件降伏ではなく、国体を維持することを条件の一つとした有条件降伏であったことがわかります。

 

爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ

⇒朝日新聞は、昭和天皇の「意をよく理解して行動」してきたでしょうか?

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