無料ブログはココログ
フォト

« 本日(11/22)のノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市) | トップページ | この一週間弱(11/24~11/29) »

2015年11月23日 (月)

この一週間とちょっと(11/16~11/23)

◆世間では:
・東アジア首脳会議:パリのテロがあったこともあって、南シナ海情勢への言及が弱かったように思えて仕方がありません。加えて、人民元のSDR化は何とか阻止できないものか。
・大阪ダブル選:やると言ったことをサボダージュしたり、共産党や民主党と共闘したり、大阪の自民党はいったい何を考えて何を目指しているのか。

◆個人的には:
・ラグビー観戦に行ったり、神社の収穫祭に行ったりと、ちょっとだけ非日常の世界を過ごしました。でも、今年はマスターズの全日本選手権が岐阜だったこともあって、旅らしい旅をしていない・・・

○主な出来事:
11/22() ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市)
http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/1122-61a4.html

○本:「歴史とは何か」岡田英弘 著(文春新書)
・「歴史とは、人間の住む世界を、時間と空間の両方の軸に沿って、それも一個人が直接体験できる範囲を超えた尺度で、把握し、解釈し、理解し、説明し、叙述する営みのことである」
・直進する時間の観念と、時間を管理する技術と、文字で記録をつくる技術と、ものごとの因果関係の思想の四つがそろうことが、歴史が成立するための前提条件である。
・「正史」は、中国の現実の姿を描くものではなく、中国の理想の姿を描くもの・・・理想の姿は、前漢の武帝の時代の天下の姿・・・中国的な歴史観のたてまえでは、天下に変化はあってはならない。実際には変化があっても、それを記録したら、歴史にならない。・・・正統の歴史観で叙述された中国の「正史」は、これ以後、ますます現実との矛盾がはなはだしくなる。
・歴史は科学ではなく、文学なのだ。歴史は文学だから、一つ一つの作品には、それに備わった機能というものがある。歴史を書く側の立場から言うと、その作品で歴史家が目ざした目標、狙った効果というものがある。また一方で、歴史を読む側の立場から言うと、その作品を受け取る読者が持っている、要求とか好みなどという条件がある。歴史を考える際には、この二つの面を分けて考えなくてはいけない。
・『日本書紀』の編纂などは、きわめて典型的な例だと思うのだけれども、最初に歴史が書かれるときに、それより古い時代についての物語の材料にされるのは、だいたいが神話なのだ。ところが・・・神話というものは、いまある事象の起源の説明として、考えだされたものだ。決して古い時代の記憶じゃない。そういうことで、神話が古代の史実の反映だと考えるのは、ごく控えめに言っても、ひじょうに危険だ。
・現代史は、現代以前の歴史とは、二つの意味で性質が違う。第一は、現代史では細部が問題になるが、現代以前の歴史は、細部に入りこまないようにして、全体に流れをつけて理解しやすくするという点、第二は、現代史は、国民国家の時代の歴史であり、国民国家は十八世紀の末までは存在しなかった、という点だ。
・「国家」や「国民」は十九世紀からはじまった新しい観念であり、「民族」はさらに新しく、二十世紀に入ってからできた、しかも日本でしか通用しない観念だから、そんな用語を使って、十八世紀以前の、国家や国民がまだなかった時代の歴史を叙述するのは間違いで、とんだ時代錯誤だ。
・清朝は中国ではなく、満州人の帝国だった。・・・この時代の中国は、満州人が支配する植民地で、独立の国ではなく、漢人は被支配者であり、地元でも二級市民にすぎなかった。・・・日本語の「帝国」は英語のエンパイアの訳語だが、これは影響力のおよぶ範囲のことだ。「皇帝が統治する国家」ではない。帝国は国家ではないし、まして国民国家であるわけがない。・・・モンゴルも、チベットも、東トルキスタンも、満州人の清帝国の「領土」ではなく、清朝皇帝の同盟種族の住地だったにすぎない。それがどうして、現代中国人の立場から見れば、中国の一部だったことになるかというと、現代中国が、日本型の国民国家化を目標としているからなのだ。
・中国において、歴史というものが持っていた意味が、二十世紀のはじめを境にして、変わってしまった。それまで「皇帝の歴史」であった正史が、とつぜん「中国の歴史」「中国人の歴史」というふうに読みかえられてしまった。・・・現代の中華民国・中華人民共和国の中国人は、国民国家時代に入ってから読みかえられた歴史しか知らない。だから、自分たちが持っている中国文明の見方、すなわち「中華思想」の歴史観が、いかに非歴史的かということを、まったく自覚していない。

○これから一週間弱の予定:
11/28() 東宇治スポーツクラブ・ノルディック・ウォーキング教室(京都・東宇治コミュニティセンター)

« 本日(11/22)のノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市) | トップページ | この一週間弱(11/24~11/29) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: この一週間とちょっと(11/16~11/23):

« 本日(11/22)のノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市) | トップページ | この一週間弱(11/24~11/29) »

最近のトラックバック

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31