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2015年12月 6日 (日)

この一週間(11/30~12/6)

◆世間では:
・人民元SDR入り、流行語大賞に「アベ政治を許さない」「SEALDs(シールズ)」:そろそろ、私たちが慣れ親しんだ世界が終ろうとしているように感じられて、仕方がありません♪

◆個人的には:
・忘年会を兼ねたOB2件、この歳になるとまた来年会えるという保証はないので、一期一会という言葉の重みが増してきます。

○主な出来事:
12/6() ノルディック・ウォーク& 八軒家浜市(大阪・天満橋)

○本:「いのちの場所」内山 節 著(岩波書店)
・私たちは他者との関係のなかに、自分の生きる場を、「いのち」が存在する場を成立させている。
・共同体は近代的な意味での社会ではない。「社会」は明治以降の翻訳語で、それはいきていく人間たちによってつくられている世界である。・・・生者の世界が社会である。ところが共同体はそうではない。それは自然と生者と死者によってつくられている世界である。・・・ただし共同体という言葉もまた明治の翻訳語である。・・・それまでの日本では村とか町とかいわれていたものが今日共同体と呼ばれているものである。
・存在する「いのち」はひとつではないということになる。簡単に述べれば、深い関係のなかに存在している「いのち」も、浅い関係のなかに存在している「いのち」もあるということになって、「いのち」もまた多層的な存在だということにはならないだろうか。
・過去も未来も現在の刹那のなかにあるという生き方・・・現在という刹那だけがあれば十分な世界・・・この刹那を支えていたのは共同体の永遠性に対する信頼である。死生観の世界を含めて、共同体の永遠性に対する信頼があったからこそ、その内部にいる人びとは、現在という刹那が永遠に保証された刹那であることを信じることができた。
・死者を祀るという行為を続けているかぎり自分と死者はいまも関係を保っているように感じられたりする。死者は消えてしまった人ではなく、関係のなかに存在しているのである。・・・ここで注目しておかなければならないことは、つながりを成立させているものが祀るという行為だという点である。・・・それは自分の生と死の関係においても同じであった。
・墓や阿弥陀堂、神社、文化を守ることも「おのずから」のなかにあった。・・・「おのずから」に導かれるような人生を送り、それゆえに「おのずから」に迎え入れられる死というものもの諒解できる。・・・生と死が親しい関係、穏やかな関係であるということの基盤には、このようなことがあった。
・近代以降の人間はこのような生と死とつなぐ世界を失っている。共同体に包まれているといってもよいし、風土に包まれているといってもよい「いのち」のありかを失ったとき、人間は個体として生きるしかなくなった。・・・生と死を包み込む風土を失ったとき、人間は苦悩を背負うことになった。
・「裸の個人」がつくりだすバラバラな社会では、他者はどうでもいい人たちにすぎなくなった。・・・このあり方が現代社会を覆い、その結果誰も尊重されない社会が成立していく。・・・そしてそのことに気づいたからこそ、いま多くの人びとがコミュニティ=共同体づくりや関係性づくりに価値をみいだしている。
・「裸の個人」とは、すべてのことを自己に還元させてとらえる人間だといってもよい。・・・すべての価値は自己にとっての価値なのである。あるいはすべての価値は自己のものになってはじめて価値をもつといってもよい。
・今日では状況は変わっている。個人の社会=すべてが個に還元されていく社会の限界が意識され、多くの人たちが他者との結び方を模索しているのが今日の社会でもある・・・そしてこの変化は「いのち」のありかのとらえ方をも変えていくことになるだろう。はたして「いのち」は個体性のなかに存在しているのか。それとも関係性のなかに存在しているのか。
・「いのち」とは何かということも、死後の世界や死者の霊というものも、普遍理論として語られるべきものではなく、それらとの関係のなかで諒解されていくものなのである。ここでなぜ「諒解」という言葉を使うのかといえば、それは知性によって理解できるものではなく、関係が諒解させるものだからである。

○これから一週間の予定:
12/10() MCEI大阪支部 201512月度 定例会(大阪)
http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13400584.html
12/12() 東宇治スポーツクラブ・ノルディック・ウォーキング教室(京都・東宇治コミュニティセンター)

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