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2016年6月 1日 (水)

2016年の5月

♪このひと月・・・G7伊勢志摩サミットに振り回されたひと月、といった感じでしょうか。 2020年の東京オリンピックを控えて、おもてなしの意味でも、テロ対策の意味でも、いろいろと課題が抽出されたものと捉えています。 私にとっては、マスターズ陸上のアジア選手権や大阪選手権など、陸上競技が中心のひと月でした。 そんな中でも、第20回日本ウォーキング学会で、ポスターではありますが初めて発表しました。業務以外での発表は学生以来、学生の時も基本的には大学での研究報告ですから、プライベートでの発表は初めての経験です。 「私の考える理想的な歩き方とノルディック・ウォーキング」のタイトルで、これまで思ってきた歩くことに対する考えと、ノルディック・ウォーキングの活動について報告いたしました。 その中で、歩くことに関して【「してはいけない」と思っていること】と【では、どうすればいいの?】をもとに説明した部分があり、今月はその部分を話題として取り上げさせていただきます。
「してはいけない」というのは「意識してはいけない」ということで、少し説明不足のところがありました。ですので、【では、どうすればいいの?】ではなく、【では、どう意識すればいいの?】が重要になってきます。 私が「意識してはいけない」こととして挙げたのは次の6点。いずれも、「してはいけない」ということではなく、「結果としてそうしているように見える」けど、「意識してはいけない」ことと捉えられることです。 ア.胸を張る イ.大股で歩く ウ.大きく腕を振る エ.踵からしっかり着地 オ.親指の付け根(拇趾球)でしっかり押す カ.顎を引く では、それぞれについて、「何を意識すべきか」と「結果としてどうなるのか」を簡単に説明いたします。
ア.「胸を張る」ことを意識してはいけない ⇒意識すべきは:まずは歩く前に骨盤を少し立てること。そして、歩く時には、踵を中心とした「逆振り子運動」を意識すること、すなわち踵から見た膝の上側を腰で乗り込むということ。 →腰で乗り込んだ結果として胸が張った状態となるのであり、先に胸を張ることを意識すると骨盤が立ち過ぎてしまって、腰で乗り込むことができなくなると思います。 イ.「大股で歩く」ことを意識してはいけない ⇒意識すべきは:骨盤を大きく回すこと、それも自転車のペダルを踏む(この方向のことを「クロール型」と勝手に定義しています)のとは逆の方向で回すこと(この方向のことを「背泳ぎ型」と勝手に定義しています)、そして、その結果として、おしりで踵を上から後ろに押すこと。 →おしりで踵を上から後ろに押した結果として大股になるのであり、大股で歩くことを意識すると足を前に出そうとしてしまって、重心が後方に残ってしまうと思います。 ウ.「大きく腕を振る」ことを意識してはいけない ⇒意識すべきは:背泳ぎの方向に(イ.で述べた「自転車のペダルを踏むのとは逆の方向で」)肩甲骨を、そして肩を回すこと。しかも大きく回すこと。 →背泳ぎの方向に肩を大きく回す結果として腕が大きく触れるのであり、腕を大きく振ることを意識すると、最も前に出した時と最も後ろに出した時に一瞬止まってしまってブレーキがかかってしまうと思います。 エ.「踵からしっかり着地」を意識してはいけない ⇒意識すべきは:つま先を接地直前に最も高く立てて、接地時には(つま先が上から下に動き始めて=「底屈モーメント」がかかって)踵で地面を前からうしろに引っ掻くこと。 →踵で地面を前からうしろに引っ掻く結果として前進する推進力が得られるのであり、踵でしっかり着地することを意識すると、つま先が下から上に動いている=「背屈モーメント」がかかってた状態で着地してしまって、前にブレーキをかけてしまうと思います。 オ.「親指の付け根(拇趾球)でしっかり押す」ことを意識してはいけない ⇒意識すべきは:接地後は支持脚に外旋モーメント(脚が身体の前にある状態)から内旋モーメント(脚が身体の後にある状態)がかかるようにアウトエッジ荷重すること。 →アウトエッジ荷重することで、小趾球から拇趾球に体重が抜けて、自然と拇趾から離地するのであり、拇趾球でしっかり押すことを意識すると、脚が身体の前にある状態で支持脚内旋となり、股関節を可動域が狭い範囲でしか使えなくなる(=股関節に負荷がかかるor股関節の負荷が膝に移ってしまう)と思います。 カ.「顎を引く」ことを意識してはいけない ⇒意識すべきは:顎は自然と前に突き出すこと。 →腰で乗り込んで胸を張った状態となると(「ア.」を参照)、顎を引いたように見えるだけであり、顎を引くことを意識すると、重心が後ろに残ってしまい、腰で乗り込むことができなくなると思います。
なお、ここで「クロール型」「背泳ぎ型」と勝手に定義した歩き方の特徴としては、  クロール型:屈曲が優位→屈曲によって地面に力を伝える、背泳ぎ型:伸展が優位→伸展によって地面に力を伝える と捉えています。そして、クロール型では屈曲によって地面に力を伝える際に膝関節に屈曲モーメントがかかる一方で、背泳ぎ型では伸展によって地面に力を伝える際に膝関節に回転モーメントはかからない(伸展した脚の軸方向に負荷がかかるだけ)。また、クロール型では着地時の衝撃を膝関節の屈曲で緩和するのに対して、背泳ぎ型では股関節の伸展で逃がすことからも、クロール型でのみ膝関節の回転モーメントがかかるものと考えられます。 私は膝関節よりも股関節の方が身体に対する負担が少ないように感じていることもあって、背泳ぎ型が身体に優しく、パフォーマンス向上につながるものと捉えています。 加えて、脚が身体の前にある状態では膝も股関節も(足趾MTP関節(中足指節関節)も)屈曲、脚が身体の後にある状態では膝も股関節も(足趾MTP関節も)伸展、といったように、膝と股関節と足趾MTP関節が同期することが力の発揮につながるものと推測しています。
◆5月のイベントへの参加は以下の5件でした♪ 先月に引き続き、今月も陸上競技が中心でした♪ ・5/4(水)-8(日) 第19回アジアマスターズ陸上競技選手権大会(シンガポール) http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/19-4a15.html ・5/7(土) 第30回大阪マスターズ陸上競技選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居) http://nordic-walk.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/30-942c.html ・5/12(木) MCEI大阪支部 2016年5月度 定例会(大阪) http://www.mcei-osk.gr.jp/article/15340216.html ・5/21(土) 第20回日本ウォーキング学会神戸大会(神戸海星女子学院大学) ・5/22(日) 第60回関西実業団陸上競技選手権大会(大阪・ヤンマースタジアム長居)(審判)
◆5月のノルディック・ウォーキングのイベントへの参加は1回でした。 先月は、「やや陸上競技に重心が」と書きましたが、今月はかなり移ったようです。そろそろ梅雨に入る季節ですが、6月は気持ちよく歩きたいと思います。 ・5/15(日) ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市) http://kansainordicwellness.web.fc2.com/ 
◆今月のことば:「重要なのは、客をセグメント(区別)し、かつ他の人に知られないようにする(シールドする)ということだ。他の人に、ある特定の客が得た利益がわからないようにしておかねばならない。」(「「0から1]の発想術」大前研一 著(小学館)より) ◆6月の予定: ・6/2(木) MCEI大阪支部 2016年6月度 定例会(大阪) http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13400584.html ・6/4(土)、6/18(土) ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・枚方) http://kansainordicwellness.web.fc2.com/ ・6/5(日) ノルディック・ウォーク& 八軒家浜市(大阪・天満橋) ・6/11(土) 東宇治スポーツクラブ・ノルディック・ウォーキング教室(京都・東宇治コミュニティセンター) ・6/12(日) 第8回南部忠平杯陸上競技大会(大阪・服部緑地陸上競技場) http://omaa.jp/topics/2016/04/8422513.html ・6/19(日) ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市) http://kansainordicwellness.web.fc2.com/ ・6/26(日) 第32回近畿マスターズ陸上競技選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居) http://omaa.jp/topics/2016/04/32.html

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