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2018年4月 1日 (日)

2018年の3月

♪このひと月・・・米輸入制限、中朝首脳会談、そして米朝首脳会談開催へ?・・・いい方向に向かっているのか悪い方向に向かっているのか。。。

◆個人的には:
・先月、大阪マスターズ陸上競技連盟 通常総会の後の講演会で、村上充先生の「自然で楽しくなる走法 怪我せず100歳まで走ろう」を聞かせていただいたことから、「大きく腕を振る」ことを話題としました
そして、その内容を村上先生にお送りしたところ、高岡英夫氏の「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」を読むことを勧められ・・・その結果として、「足のはこびやうの事」(宮本武蔵「五輪書」水之巻)に関して考察する機会を得ました。

そんなことから、「足のはこびやうの事」を今月の話題としたいと思います。
村上先生から高岡氏の本を勧められたのは、
「足のはこびやうの事、つまさきを少しうけて、きびすを強くふむべし」(宮本武蔵「五輪書」水之巻 第五節 足づかいの事)
についての私の考えを示したことに対してなのですが、私が五輪書のこの部分に興味を抱いたのは、「常歩研究会」の小田伸午先生(関西大学教授)や木寺英史先生(九州共立大学教授)の影響を受けてのことです。

この度、高岡氏の「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」を読む機会を得て、「足づかいの事」について考え直してみたことで、以下の点を改めて疑問に感じました。
・「足のはこびやうの事」と言っているのに、片方の脚の記述だけということは不自然ではないか?
・高岡氏は「重要なのは軸足(前後の記述から支持脚)」と言っているが、本当に重要なのは支持脚の方なのだろうか?

そして、結論として、「足のはこびやうの事、つまさきを少しうけてきびすを強くふむべし」を私なりに以下の内容で解釈するに至りました。
①「足のはこびやうの事」⇒主に「両脚支持期→単脚支持期」における歩行動作の解説
②「つまさきを少しうけて」⇒「両脚支持期→単脚支持期」の瞬間において離地する遊脚に対する心得
③「きびすを強くふむべし」⇒「両脚支持期→単脚支持期」の瞬間において地面に残る支持脚に対する心得

以下、②③について説明します。
まず、②「つまさきを少しうけて」について。現代語は「つま先を少し浮かせて」であり、これまでの「常歩研究会」や高岡氏の説明と変わらないのですが、「踵を強く踏む」側の脚(=支持脚として残る脚)ではなく、離地して遊脚となる脚に対しての心得の記述だと私は解釈しました。
この「離地して遊脚となる脚」は、足関節がやや背屈した状態で、MTP関節(中足趾節間関節)は、先述したように、離地直前まで屈曲しているのが私の感覚です。
この点に関して「五輪書」水之巻を改めて読み直してみると、「第二節 兵法の身なりの事」に「身のかかり・・・ひざより足先まで力を入れて」という記述があることに気付きました(高岡氏の「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」でも触れられていますが、「つまさきを少しうけて」との関連は指摘されていませんでした)。
この「ひざより足先まで力を入れて」は、「つまさきを少しうけて」の前段階として、離地直前までは膝で足先を押さえつけ、その際に足先に力を入れること=「足先のMTP関節を屈曲させること」の記述であると解釈しました。
そして、このMTP関節を屈曲→伸展とすることで、「つま先を少し浮く」状態となります。この少し浮いたことが引き金となって、膝が抜け、腰が抜け、足が地面から少しだけ離れて、重力で前に振り出されると私は解釈しました。
「ひざより足先まで力を入れて」と合わせて解釈することにより、「つまさきを少しうけて」が「両脚支持期→単脚支持期」の瞬間において離地する遊脚に対する心得を記述したものである可能性が高まってきたようにも思います。
ここで、足が地面から離れるのは「少しだけ」であることから、武蔵が「嫌ふ足」としている三つの足のひとつである「浮足」にはならないものと捉えています。
ただし、膝と腰が続いて抜けるためには、腰及び下肢部が脱力している(ゆるんでいる)必要があり、この点は高岡氏と同様の感覚だと感じています。

このように、「つま先を少しうけて」は遊脚の作り方であるというのが私の解釈です。
そして、両脚支持期から単脚支持期への移行に際しては、単脚支持期に支持脚として残る側の脚よりも、離地して遊脚になる側の脚の方が「引き金」として機能していることから、より重要であることを改めて認識する必要があると考えます。

次に③「きびすを強くふむべし」について。この部分はこれまで特に違和感なく「つま先(拇指球)で地面を蹴るのではなく、踵を地面に残す」ことと捉えていたのですが、この機会に見直してみると、「きびすを」踏むと言っているのであって、「きびすで」踏むとは言っていないことに改めて気づきました。(この部分、現代語を基準として考察するしかないのですが・・・)
すなわち、踵が地面を踏むとも、踵で地面を踏むとも言っていない以上、「きびす」は目的語=対象であって、主体でも手段でもないと捉えるべきでしょう。
では、何が(or何で)踵を踏むと捉えるのが適切でしょうか?
私の感覚では、「尻」(または「腰」)だったのですが、前述した「第二節 兵法の身なりの事」に「身のかかり・・・ひざより足先まで力を入れて」という記述があることから、「きびすを強くふむ」際にも、膝で踵を踏むと捉えるのが自然だと感じました。

このように、「きびすを強くふむべし」は支持脚の意識の仕方であるというのが私の解釈です。
離地して遊脚になる側の脚とともに、支持脚として残る側の脚も意識する。このことによって、両脚支持期から単脚支持期への移行が速やかとなり、全身を前方に素早く進めることができ、気配を察せられずに、相手に切り込むことなどが可能となるものと推測します。

以上、「足のはこびやうの事」は、主に「両脚支持期→単脚支持期」における歩行動作を解説したものと捉えていますが、武蔵は同じ「足づかいの事」で「足づかいは・・・常にあゆむが如し」あるいは「片足ばかり動かさぬ物なり」と書いていることからも、歩行動作として、上記したことを意識することが大切だと私は解釈しています。
なお、今私は「歩行動作として」としれっと記述しましたが、改めて考えてみると、そもそも現代の剣道(と私が理解しているもの)は、「歩くように」足を動かす「歩み足」(左右の足を交差させる足さばき)ではなく、「送り足」(右足を踏み出したら左足は右足を追い越さない足さばき)を標準としているように見受けられます。
この部分は、一般的には「歩くように」であるとか、「片足だけ動かすことがないように」であるとか解釈されているようですが、私は武蔵が「送り足」(一般的には「片踏み」と言われている足の運び方)ではなく「歩み足」としなさい、と言っていると私には思えるのですが、皆さんのご意見を仰ぎたいと思います。

※ご参考:・「宮本武蔵は、なぜ強かったのか?」高岡英夫著(講談社)・「五輪書」宮本武蔵著・鎌田茂雄全訳注(講談社学術文庫)

3月のイベントへの参加は以下の3件でした♪
特に意識はなかったのですが、体育系に戻ってきたようです。
3/4() 淀川寛平マラソン2018(大阪・枚方)(審判)
3/8() MCEI大阪支部 20183月度 定例会(大阪)
3/18() ひらかたふれあいマラソン(大阪)(ボランティア)

3月のノルディック・ウォーキングのイベントはありませんでした。
急にスケジュールを変更せざるを得なかったりしたこともあったのですが、慌ただしいひと月だったからかもしれません。
4
月は気持ちよく歩きたいものです♪

◆今月のことば:「A life lived by choice is a life of conscious action. A life lived by chance is a life of unconscious action.」(
Neale Donald Walsch 著「Conversation with God book2」(Hodder Paperback)より

4月の予定:
4/1() ノルディック・ウォーク& 八軒家浜市(大阪・天満橋)(済)
http://kanpei-marathon.jp/
4/7() ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・枚方)

http://kansainordicwellness.web.fc2.com/
4/8()21()28() 枚方体育協会ノルディック・ウォーキング講座(大阪・枚方)(担当分)
http://hirakata-taikyo.org/infomation/convention_rakuten/579.html
4/12() MCEI大阪支部 20184月度 定例会(大阪)
http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13400584.html
4/15() 大阪陸上競技協会審判講習会(大阪)
4/22() 20回近畿マスターズ陸上合同研修会(大阪)
http://omaa.jp/topics/2018/03/post-58.html
4/29(日・祝) ノルディック・ウォーキング体験会(大阪・私市)
http://kansainordicwellness.web.fc2.com/

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