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2019年4月 4日 (木)

2019年の3月

♪このひと月・・・ピエール瀧容疑者の逮捕は、どうしても「いだてん」との関連でしか捉えられないのですが、世界標準ではカットなどしないようなので、「罪を憎んで人を憎まず」と割り切れないものかと、今更ながら感じてしまいます。
逮捕歴のある内田裕也氏や萩原健一氏の作品が全てカットされていない(し、愛着を持っていることを非難されることもない)のは、故人となったからではないように感じるのは私だけでしょうか。。。

◆個人的には:
日本ウォーキング学会の機関誌「ウォーキング研究」(No.22)に投稿しました。タイトルは「宮本武蔵『五輪書』「足のはこびやう」考」。
内容は、宮本武蔵『五輪書』の「足のはこびやうの事、つまさきを少しうけて、きびすを強くふむべし」(水の巻第五条「足づかひの事」)の解釈を通して、足の指(MTP関節)(※1)を曲げたり伸ばしたりして歩くことの重要性を指摘したものです。
そして、原稿校正時に『五輪書』を読み直すうちに、水の巻第二条「兵法の身なりの事」に、「腰のかゞまざるやうに」の記述があることから、骨盤前傾(と言っても約10°(※2))の重要性を改めて感じました。
ということから、今月の話題は「骨盤前傾」についてです。
○私としては、骨盤後傾=腰痛の原因と捉え、これまでも骨盤前傾の重要性を感じていたものの、やや後傾気味から前傾させようとすると、重心が前方に移り過ぎて前につんのめるように感じてしまいました。
その結果、腰を反らせて重心を後ろにずらすか、股関節を内旋させてブレーキをかけることによって、前につんのめることを防いでいたように思います。そのため、「骨盤前傾」の効用をほとんど感じられずにいました。
(正座をしたり、椅子に座ったりする時には「骨盤前傾」するのに、立位ではどうもうまくいきませんでした)
○しかし、足の指(MTP関節)を曲げた状態で骨盤を前傾させると、前方に移動する重心を足の指が支えてくれることによって、安定した状態で立てることがわかりました。
すなわち、「安定した状態で骨盤を前傾させるためには、足の指を曲げる(MTP関節を屈曲する)必要があるのでは?」と思われました。(仮説の設定です)
○振り返ってみると、骨盤後傾によって腰痛が引き起こされるのは、以下の動作の時が多いように感じています。
・しゃがんだ状態から立ち上がろうとする時・前屈みで荷物を拾おうとする時・手を伸ばして前方の物を取ろうとする時
このような動作をしようとする前に、「足の指を曲げる(MTP関節を屈曲する)こととともに骨盤前傾を意識すること」によって、腰痛が予防できるのではないかと推測しています。(いずれ検証したいものです)
○ただし、「足の指を曲げる(MTP関節を屈曲する)こととともに骨盤前傾を意識すること」は、言うは易く行うは難しなのかもしれません。
簡単にできる方法はないかと考えてみたところ、「両手を組んで上に挙げて背伸び(つま先立ち)をして、踵を下ろす時に足の指を曲げる(MTP関節を屈曲する)」ことでクリアできるような気がしました。
なお、この時点で調べてみたところ、「つま先立ち」に関連する書籍があることがわかりましたのでご参考まで(※3)。
○以上、「骨盤前傾」を主に腰痛との関連で話題としてきましたが、個人的には、骨盤が前傾することによって、気持ちも前向きになるように感じています。
足の指を曲げる(MTP関節を屈曲する)ことで骨盤を前傾させた時の気持ちの変化を感じてみてください。(前向きになるように感じたのは私だけかもしれませんが・・・)
※1:投稿では、「足趾MTP関節(中足趾節関節)」(足の指の先から3番目(親指は2番目)の関節)を意識することの意義を述べていますが、意識するのはMTP関節であっても、実際に曲がったり(屈曲したり)伸びたり(伸展したり)観察されるのは「足趾PIP関節(近位趾節間関節)(親指ではIP関節(趾節間関節))」(足の指の先から2番目(親指は1番目)の関節)が正確だと考えています。
※2:「ペリー 歩行分析 原著第2版」(医歯薬出版、2012、p.85)
※3:「つま先立ちで若返る!」(飯田潔著、文響社、2017)、「「つま先立ち」で、疲れない体になる!」(藤平信一監修、主婦と生活社、2017)

◆3月のイベントへの参加は以下の2件でした♪
確定申告や人間ドックで、ひと休みといったひと月でした。
・3/13(水) 枚方市スポーツ推進委員会 全体会(大阪・枚方)
・3/14(木) MCEI大阪支部 2019年3月度 定例会(大阪)

◆3月のノルディック・ウォーキングのイベントは1件でした。
4月以降はようやく枚方市ノルディック・ウォーク講座の担当再開です。
・3/3(日) ノルディック・ウォーク&八軒家浜市(大阪・天満橋)

◆今月のことば:「かつて飛行機に搭乗する際、「ボーイングに乗った」と表現した。しかしいまでは「JALに乗った」と表現する。つまりハードからサービス提供事業者のブランディングに移行したのだ。自動車も「トヨタに乗っている」から「ウーバーに乗った」と表現するのが一般的になるだろう。」(坂口孝則著「未来の稼ぎ方」(幻冬舎新書)より)

◆4月の予定:
・4/7(日) ノルディック・ウォーク&八軒家浜市(大阪・天満橋)
・4/9(火)、11(木)、25(木) 枚方市ノルディック・ウォーク講座(大阪・枚方)(担当分)
・4/10(水) 枚方市スポーツ推進委員会 全体会(大阪・枚方)
・4/11(木) MCEI大阪支部 2019年4月度 定例会(大阪)
http://www.mcei-osk.gr.jp/article/13400584.html
・4/14(日) 大阪陸上競技協会 審判講習会(大阪・ヤンマーフィールド長居)
・4/17(水) 枚方市スポーツ推進委員会 事業委員会(大阪・枚方)
・4/21(日) 第21回近畿マスターズ陸上合同研修会(大阪・服部緑地陸上競技場)

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