第68回大阪マスターズ記録会兼2019府民スポレク(結果報告)
昨日(10/13)、ヤンマーフィールド長居(長居第2陸上競技場)で開催された標記大会の3000mWに出場してきました。
結果:ゴール地点で失格(警告:ロス・オブ・コンタクト2、ベント・ニー1)
ラップ:5’46”-6’04”-6’07”。
今シーズン最後の競技会は、失格という結果となってしまいました。
毎年当該記録会ではスタッフ業務により競技に集中できる状況ではないことに加えて、今年は台風の影響により開催可否が直前まで決定しなかったことで、ほとんど参加することに意義がある状態となっていました。
そして、早朝からの準備のため、当日の朝食はカロリーメイトとプロテインバー。睡魔に襲われつつも準備を完了した後、離席して更衣室に向いました。
これまで骨盤前傾とMTP関節屈曲を意識することに集中してきましたが、左上腕の痛みによる練習不足もあって、目標は1周2’12”~2’15”で行けるところまで行くことと設定。200m:65”、400m:2’15”と全日本選手権と同じ出だしだったもののそれ以降ペースは思った以上に落ちてきました。
1000m通過直後にベント・ニーとロス・オブ・コンタクトの注意を1つずつ受けましたが、気にせず歩き続けます。1600m過ぎにロス・オブ・コンタクトの注意が1つ追加。ロス・オブ・コンタクトの2つが警告になってもさすがにベント・ニーは警告にはならないだろうと高をくくってペースを上げようとします(が上がらない・・・)。ラスト1周でロス・オブ・コンタクトの警告2が標示板に掲示されていることを確認し、膝が曲がらないよう注意しつつもペースは落とさないよう進みます。が、この時点で既にベント・ニーも警告になっていたようで、ゴール地点で失格を宣告され、競技終了となりました。
ゴール直後は、ロス・オブ・コンタクトは仕方がないものの、どうしてベント・ニーなのか、と不満に思っていましたが、振り返ってみると以下の点に気付きました。
・加齢に伴って、右脚の股関節などの可動域が狭くなり、右膝も伸びにくくなっているのは確か。とは言え、他の選手と比較して膝が曲がっているとは思えない。ただし、右膝を(自分の)左膝と比較されれば、曲がっていると判断されても仕方がないのかもしれない。
⇒意識、無意識に関わらず、選手の左右の足の膝を比較してジャッジする審判員がいることは考えられるので、他の選手との比較ではなく、自分の両脚で差がないように注意することが重要だと感じた。膝に限らず(腕振りにしても何にしても)左右で差があれば走っているように認識されても仕方がないので、左右に差が生じないよう柔軟性が確保できるようトレーニングしていきたい。(具体的にはストレッチなど)
・MTP関節屈曲を意識することで、膝が曲がりやすくなる傾向があることは感じていた。自然に少しだけ膝が曲がるのが、本来の歩くという行為の特徴なのかもしれないが、こと競歩競技においてはMTP関節屈曲は意識してはいけないのかもしれない。
⇒これまで骨盤前傾とMTP関節屈曲を意識してきた。静止立位では、骨盤前傾によって前方に移動したCOG(身体重心)を、支持基底面の安定性限界内に留めるためにMTP関節をわずかに屈曲させる必要があるように感じているが、歩行動作においては、前遊脚期においてMTP関節が伸展位とならないように、MTP関節に屈曲モーメントをかけることが重要であると捉えている。(この時のMTP関節は屈曲位である必要はなく、ニュートラルな位置で構わないと考える)
膝で踵を押す際に、これまではMTP関節に屈曲モーメントをかけて屈曲位とすることを意識してきたが、これからはMTP関節が伸展位とならないように、無意識にMTP関節に屈曲モーメントをかけることができるようトレーニングしていきたい。(具体的には歩き込みしかないか・・・)
今シーズンはこれで終わりです。
今年は日本選手権が獲れませんでしたが、何とか最後に課題が見つかり、失格となったことをありがたく感じています。
2021年のWMGを目指して、2020年はゆっくりと歩き込みたいと思っています。
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