無料ブログはココログ
フォト

« この一週間(12/23~12/29) | トップページ | 2019年 »

2019年12月31日 (火)

2019年の12月

♪このひと月・・・IR事業めぐる外為法違反について、桜を見る会の時もそうであったが、自民党は安全保障に関して、ガバナンスができていないのでは?と残念ながら思ってしまいます。反社と関係することはもちろん問題ですが、安全保障を脅かされる方がもっと大きな問題だと私は思います。

◆個人的には:『いだてん』が最終回を迎えてから、ちょっとしたロス状態が続いていました。。。
が、年末で忙しくなったこともあって、いつの間にか日常に戻っていますが、『いだてん』のこと、「大河ドラマ」のことについて、少し振り返ってみたいと思います。
・平均視聴率が8.2%(関東)、7.1%(関西)と散々な結果に終わったことがクローズアップされている『いだてん』ですが、視聴率がどうであれ、毎回観ていた私にとっては100%の大河ドラマでした。
と言うより、これまでの大河ドラマでは、毎回観ていたとしても、いい加減に流していたところも結構ありましたが、『いだてん』ではほとんど全てきちんと観させていただきました。
・低視聴率ということもあり、知らない方もかなり(9割以上?)おられると思うので、内容を一言でまとめると、
「日本で初めてオリンピックに参加した金栗四三と、日本にオリンピックを招致した田畑政治の生き様を中心に、東京オリンピックが実現するまでの物語」
ということとなります。ただ、それだけだとほとんど「プロジェクトX」になってしまいますよね。
『いだてん』が歴史ドキュメンタリーではなく大河「ドラマ」である所以は、事実に基づく歴史に加えて「ドラマ」としての創作性、フィクションにあったと考えています。
・具体的には、この「ドラマ」は、古典落語の「富久」を下敷きとして、「金治」(後述)が「仕事(を失うこと)」、「火事」、「走ること」と関わっていくという一面を持っていました。
「志ん生の富久は絶品」というお題をもとに、「富久」が「いだてん」とどう繋がるのかという謎解きで物語は進んでいくのですが、作り手の思惑通りに楽しませてもらいました。
しかも、「聖火」を「火事」に見立てたり、「富久」から「富恵」(後述)の時代につなげるなど、サプライズに興奮したこともありました。
『いだてん』という物語は「富久」を描くために作られたのではないか、とさえ思えたほどでした。
・一方で、私は、所謂「大河」とは北杜夫の『楡家の人々』のような、何世代にも亘る人物を描いた作品(小説であれドラマであれ)だと思っています。(一般的には『ジャン=クリストフ』 や『失われた時を求めて』が例示されるように思いますが読んでいないので・・・)
そのため、これまでの「大河ドラマ」は、本当に「大河」を描いているのか?とも感じていました。
『いだてん』は、金栗四三と田畑政治の二人が主人公であることに変わりはありませんが、それとともに、「「シマ→リク・勝→金治→富恵」という4世代に亘るある一家(フィクション)の生きざまを、主にオリンピックとの関わりを通して描いた作品」でもあると捉えています。
特に、三島家の女中から女子スポーツの推進者となったシマ、そのシマが行方不明になった震災、勝が犠牲になった大東亜戦争、戦後の社会を走り続ける金治、オリンピックとともに生まれた富恵(ドラマでは未来の出来事)・・・など、我が国が経てきた時代を、彼ら4世代の生き様(や名前)で象徴しているように感じました。
また、「富久」とも関わりますが、完成したばかりの東京タワーの芝から、存在しないはずの凌雲閣(のように見えたのですが)が屹立する浅草までの金治の走り。これは、世代を超えた心象風景をも表現しているようにも思えて、ここでも「大河」だと感じた次第です。
⇒上記したことから、『いだてん』こそ「大河ドラマ」らしい「大河ドラマ」だったと改めて思っています。
そのようなチャレンジングな取り組みが視聴率に反映されなかったことは残念でなりませんが、『いだてん』が「大河ドラマ」とは何ぞや?ということを、再考する契機となれば嬉しく思います。

12月のイベントへの参加は以下の3件でした♪
何かと忙しい中、何とかこれだけはといった感じです。
12/1() 大阪マラソン2019(大阪)(審判)
12/12() MCEI大阪支部 201912月度 定例会(大阪)
12/22() 大阪マスターズ陸上競技連盟・理事会(大阪)

12月のノルディック・ウォーキングのイベントへの参加はなしでした。
大阪マラソンと重なったり、担当に変更があったり、私の都合が悪くなったりと、理由は違えど結局ゼロとなりました。

◆今月のことば:「「このプレゼンで世界を変える!」と決意する。」(松永俊彦著「エモいプレゼン」(内外出版社)より)

1月の予定:
1/5() ノルディック・ウォーク&八軒家浜市(大阪・天満橋)
1/8() 枚方市スポーツ推進委員会 定例会(大阪・枚方)
1/9()30() 枚方市ノルディック・ウォーク講座(大阪・枚方)(担当分)
1/13(月・祝) 43回「新春走ろうかい」ひらかたハーフマラソン(スタッフ)(大阪)
1/16() MCEI大阪支部 20201月度 定例会(大阪)
1/26() 39回大阪国際女子マラソン(大阪)(審判)
1/29() 大阪マスターズ陸上競技連盟・理事会(大阪)

« この一週間(12/23~12/29) | トップページ | 2019年 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« この一週間(12/23~12/29) | トップページ | 2019年 »

最近のトラックバック

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31