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2021年7月 5日 (月)

2021年の6月

♪このひと月・・・・G7サミットにおいて中国抑止へと前に進んでいるように感じられたのも束の間、蘋果日報(アップルデイリー)が休刊へと追い込まれる中、中国共産党百年。
いったい、何が祝賀なのか、と暗澹たる思いです。

そのような状況ではありますが、山縣亮太選手が100m995の日本新記録、デーデー・ブルーノ選手が日本選手権の100m200m2位。
この勢いで東京五輪・パラが素晴らしいものになって欲しいものです。

◆個人的には:5月に還暦を迎えたということは、6月には結婚30周年でした。ということはさて置き・・・
先々月「ロッカーファンクション(ロッカー機能)」のひとつである「フォアフットロッカー」について述べました。
その流れで、先月におさらいをしようと考えていた「ロッカーファンクション(ロッカー機能)」について今月は簡単に述べます。
「ロッカーファンクション(ロッカー機能)」は、「踵(ヒール)、足関節(アンクル)、前足部(フォアフット)、足指(足趾)(トウ)が連続的にロッカー(脚部を倒立した振り子(逆振り子)と見なし、接地した足部に形成された支点)の役目を果たすことで、身体をなめらかに前進させる回転軸システム」と説明される(※1)と先々月に述べましたが、それぞれの機能等を簡単にまとめると以下のようになります。

①ヒールロッカー:足が踵で地面(床)に接地してから足底全体が接地するまで(立脚初期(初期接地・荷重応答期)):足が地面(床)に落下して接地する際に、踵を支点として落下する力の一部を前方への推進力に変換する機能。

②アンクルロッカー:足底全体が接地してから踵が地面(床)から離れるまで(立脚中期):足部を固定した状態で、足関節(足首)を支点として前進を継続させる機能。

③フォアフットロッカー:踵が地面(床)から離れてから反対側の脚(遊脚)が地面(床)に接地するまで(立脚終期):身体が前方へ落下し始める際に、前足部(MTP関節)を支点として踵を挙上させることによって、重心を高い位置で保ち、重心の下降を穏やかにすることで、前進を加速させる機能。

④トウロッカー:反対側の脚(遊脚)が地面(床)に接地してから当該脚の足指が地面(床)から離れるまで(前遊脚期):足指(つま先)を支点として脛骨(膝から下の部分)を遊脚として前方に振り出すことで、前進する推進力を作る機能。
実は、上記した4つのロッカーのうち、④を除いた①②③のみが記述されている教科書が多く見受けられます(多くというのは私の主観ですが、ゲッツ-ノイマン(※2)が④を除いた①②③のみをロッカーファンクションとしていることの影響が大きいように感じています)。
何故トウロッカーが除かれたのかの詳細はよくわかりませんが、以下のように推測しています。

ア.トウロッカーの支点はつま先(トウ)ではなくPIP関節である可能性があることから、トウロッカーという表現が適切ではないと判断された。

イ.MTP関節とPIP関節は重なり合いながら連続して(屈曲から)伸展する可能性があるので、分けて捉える必要がなく、また、両者とも前足部(フォアフット)に属することからフォアフットロッカーという表現に統合された。

先々月は、フォアフットロッカーとトウロッカーに関して述べたのですが、上記した推測をもとに再考した結果、従来のフォアフットロッカーとトウロッカーを、以下に述べるMTPロッカーとPIPロッカーに再定義した方が解りやすいのではないかと考えています。

A.MTPロッカー:立脚終期において、(PIP関節屈曲で) MTP関節の瞬間的な脱力により、膝が重力で自然落下し(結果としてMTP関節はすばやく伸展)、前方に振り出され、前方向への推進力が得られる。(PIP関節に屈曲モーメントがかかった状態で前遊脚期へ)
B.PIPロッカー:前遊脚期において、PIP関節の瞬間的な脱力により、脛骨が重力で自然落下し(結果としてPIP関節はすばやく伸展)、前方に振り出され、前方向への推進力が得られる。

このようにMTPロッカーとPIPロッカーに再定義するメリットとしては、それぞれの関節を意識することで、本来我々の身体に備わっている機能を有効に利用できる可能性に加え、遊脚の「二重振子」の機能を有効に活用できる可能性が挙げられるように感じています。
(遊脚の「二重振子」に関しては、機会があれば、来月にでも)
今月は以上で♪
1:「ペリー歩行分析 正常歩行と異常歩行 原著第2版」、Jacquelin PerryJudith M. Burnfield著(武田功統括監訳)、医歯薬出版、pp.19-21, pp.47-53 2012

2:「観察による歩行分析」、Kirsten Götz-Neumann著(月城慶一他訳)、医学書院、 pp.26-30 2005
なお、MTP関節(中足趾節関節)、PIP関節(近位趾節間関節)(拇趾ではIP関節(趾節間関節)であるが、ここでは併せてPIP関節と記述)

6月のイベントへの参加は以下の1件のみでした♪
緊急事態宣言が620日まで延長された影響は、やはり大きかったと言わざるを得ませんでした。
6/3() MCEI大阪支部 20216月度 定例会(オンライン参加)(済)

◆今月のことば:「『星の王子さま』でサン=テグジュペリは、「魂の生の回復」の回答を見出していた。・・・その回答とは、子どもの魂を守ることである。大人の見方を子どもに押し付けるのではなく、子どもの目を大人が回復することである。」(安冨歩著「誰が星の王子さまを殺したのか」(明石書店)より)

7月の予定:
7/6()20() 枚方市ノルディック・ウォーク講座(大阪・枚方)(担当分)
7/8() MCEI大阪支部 20217月度 定例会(オンライン参加)

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