2023年の2月
♪このひと月・・・【トルコ地震死者3万人超え】被害がこれ以上大きくならないことを願う一方で、我が国でも、いつ大きな地震が発生しても不思議ではないことが改めて感じられました。
【三菱重工がスペースジェット開発中止へ】【H3ロケット打ち上げ中止】残念なことが重なります。。。(しかもH3ロケットは3月に入ってから失敗)何かメッセージがありそうなので、キチンと対応して欲しいと思います。
◆個人的には:
『ウォーキング研究』への投稿は、『「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使う歩き方の効用』のタイトルで受理されました。
学会発表では「外反母趾抑制効果」にポイントを置いていたのをそのまま投稿したところ、査読の指摘に従い、ポイントの置き方を変更しました。
結果として、本来伝えたかった『「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使う歩き方の効用』にポイントを置くこととなってよかったと感じています。
先月は「前遊脚期」に関して述べました。今月は、歩行周期の最後のステップの「遊脚期」に関してです。
(「遊脚期」は、初期、中期、終期に分けられますが、ここでは一括りでポイントと意識することをまとめます)
「○「遊脚期」は以下の3つに分けられます。
・遊脚初期:両側の下腿が矢状面で交差する瞬間まで、【役割】床から足を離す・脚を前に運ぶ
・遊脚中期:観察肢の下腿が地面(床)に対し直角になるまで、【役割】脚を引き続き前に運ぶ・足と床の十分な隙間の確保
・遊脚終期:観察肢の足が地面(床)に接触する瞬間まで、【役割】脚を前に運ぶことの終了・立脚期の準備」
この「遊脚期」のポイントと意識することに関して、以下、まとめました。
この「遊脚期」のポイントは2点あると捉えています。
【ポイント1】遊脚二重振子
【ポイント2】「太刀の腕振り」
各ポイントについて、意識することを、以下にまとめました。
【ポイント1】遊脚二重振子
○意識すること:脚全体の脱力の継続
・(遊脚初期において)離地した脚は、脚全体の脱力の継続により、脛骨が膝を支点とする振子運動(※)をすることで、効果的に遊脚として前方に振り出され、同側の腰が前方に回旋する。
※:遊脚二重振子の2番目の振子運動(1番目の振子運動は「立脚終期」における股関節を支点とする膝の振子運動)
・この時点で歩幅を広くしようと遊脚を前に出そうとすると、膝及び脛骨の自然落下による遊脚二重振子を妨げることになりブレーキがかかってしまう。とともに、骨盤後傾を惹起し、反対側の支持脚のアンクルロッカーを妨げて前方向への推進力が得られにくくなる。
【ポイント2】「太刀の腕振り」
○意識すること:振り下ろした肘の自然な挙上
・振り下ろした肘が自然と挙上することによって、骨盤周辺の筋肉が弛緩し、遊脚が効果的に前方に振り出される。
通常の腕振りは、この時点で腕を後方に引き、体側部がねじれてブレーキがかかってしまう。
「初期接地」~「前遊脚期」と同様に、現時点では上記したことを感じていますが、修正、追加等、適時行っていきます。
今月は以上で♪
◆2月のイベントへの参加は以下の2件でした♪
まだ、普通にマスクを着けていますが、もうすぐほとんど着けなくてもいいようになりますね。
・2/9(木) MCEI大阪支部 2023年2月度 定例会(オンライン参加)
・2/18(土) 大阪マスターズ陸上競技連盟2023年度通常総会(大阪)
◆今月のことば:「「あなた一人が変わることは、世の中に大きく影響する」ことを忘れないでください。」(並木良和「新しい地球の歩き方」(フォレスト出版)より)
◆3月の予定:
・3/9(木) MCEI大阪支部 2023年3月度 定例会(オンライン参加)(済)
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