2023年の3月
♪このひと月・・・【岸田首相ウクライナ電撃訪問】【台湾の蔡英文総統訪米】台湾に関しては、もっと踏み込んだ対応が必要だと感じております。
◆個人的には:
1月中頃から普通に歩けない状況が続いているのですが、検査の結果、「体幹性ジストニア」の可能性が高いと診断されました。
この件に関しては、来月度に報告させていただくこととして、今月の話題は、先月に少し触れた『「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使う歩き方の効用』に関してです。
○まず、「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」について、簡単に特徴を説明します。(改めて、「通常の遊脚」や「通常の腕振り」との比較について述べたいと思っています)
・「自然落下遊脚」:膝及び脛骨の自然落下による遊脚二重振子
・「太刀の腕振り」:前腕の力を抜いて肘を振り下ろす感覚の腕振り
○上記した特徴を有する「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使った歩き方の効用をまとめた結果、以下の7点に集約されると考えています。
①【蹴らずに溜めることによる足部への負担軽減】:立脚中期において、MTP関節及びPIP関節屈曲の状態で、膝で踵を強く地面(床)に押さえつけるとともに、前肘の振り下ろしによって、地面反力が増加し、アンクルロッカーが効果的に機能する。MTP関節及びPIP関節に屈曲モーメントがかかった状態で立脚終期に移行することで、立脚終期におけるMTP関節の瞬間的な脱力が可能となる。これらの一連の過程においては、動的に地面(床)を蹴るのではなく、静的に位置エネルギーを溜めることで、足部への負担が軽減されると筆者は捉えている。
②【重力を利用することによる関節等への負担軽減】:立脚終期におけるMTP関節の瞬間的な脱力による膝の自然落下と、それに続く前遊脚期におけるPIP関節の屈曲モーメントを素早くゼロにすることによる、脛骨の自然落下により、MTPロッカー及びPIPロッカーがより効果的に機能する。これは筋力を使って遊脚を前方に引き上げる能動的な動作に対して、重力を利用して遊脚が前方へ振り出される受動的な動作であり、関節や筋肉への負担が軽減されると筆者は捉えている。
③【横関節のアーチの崩れ防止による歩行機能の維持】:①②においてMTP動きが習慣化されることによって、横アーチを形成する筋肉が強化され、横アーチの崩れが防止されるため、歩行機能が維持される可能性があると筆者は推測している。
④【関節の柔軟性向上による怪我等のリスク軽減】:①②の動きが習慣化されることによって、足関節、MTP関節及びPIP関節の柔軟性が向上し、怪我等のリスクが軽減される可能性があると筆者は推測している。
⑤【ストライドの増加による競技等のパフォーマンス向上】:④で示したように足関節、MTP関節及びPIP関節の柔軟性が向上することによって、ストライドが増加し、競技等においてパフォーマンス向上の可能性があると筆者は推測している。
⑥【体側部のねじれを惹起しないことによる腰への負担軽減】:肩関節を軸とした肘の背泳ぎ方向の回転運動と、股関節を軸とした膝の自転車のペダルを逆に踏む方向の回転運動により、体側部のねじれを惹起しないことにより、腰への負担が軽減される可能性があると筆者は推測している。
⑦【ケイデンスの増加による競技等のパフォーマンス向上】:⑥で示したように回転運動を含む運動であることによって、ケイデンスが増加し、競技等においてパフォーマンス向上の可能性があると筆者は推測している。
○上記した効用を有する『「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使った歩き方』を『足のはこびやうの歩き方』と、定義しました(ヵなり安直ですが)。これからは、この『足のはこびやうの歩き方』を必要としている方々にお伝えできるよう活動していければと考えています。
今月は以上で♪
◆3月のイベントへの参加は以下の1件でした♪
しばらくは、静かに養生していようと思っています。
・3/9(木) MCEI大阪支部 2023年3月度 定例会(オンライン参加)(済)
◆今月のことば:「千年企業の多くにおいて、本当のお客様は、目の前の人間ではなく、神仏です。」(八木龍平「しくじりをした人は、なぜ神社に行くと大成功するのか?」(サンマーク出版)より)
◆4月の予定:
・4/13(木) MCEI大阪支部 2023年4月度 定例会(オンライン参加)(だったのですが、都合により参加できませんでした。。。)
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