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経済・政治・国際

2019年7月20日 (土)

【所感】外相、韓国大使に抗議 元徴用工問題「極めて無礼」

残念ながら、河野外相が「「極めて無礼だ」と非難した」対応には賛同できません。無礼に無礼で対応することは建設的ではないように感じます。
むしろ、「日韓両国企業による賠償案を再提示」された際に、「日本企業分は、日韓請求権協定で韓国政府に対して支払済のため、韓国政府が支払うこと」を我が国から逆に提示すればよかったのではないかと、後知恵ながら感じます。
今からでも遅くないので、「あの時はこちらも無礼を働いた」ことに対しては詫びを入れ、「日本企業分は、韓国政府が支払うこと」を改めて提示すればいかがでしょうか?
この案に韓国政府が難色を示せば、「自らが提示した案を受け入れない」ことを根拠に、交渉を拒否しているのは韓国側であることを世界中に訴えることができるのではと考えます。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47520060Z10C19A7MM0000/

 

 

2019年7月19日 (金)

【所感】半導体材料の対韓輸出規制が中国にも飛び火か

中国はホワイト国でないどころか、我が国の安全保障上最も警戒すべき国であり、中国向けの「フッ化水素」等の輸出は韓国以上に厳格に管理すべきと考えます。
今回の輸出管理厳格化の対象はあくまでも韓国向けの「フッ化水素」等であり、韓国向けの申請で中国に輸出されている事象があれば、それらを暴露して流出防止することこそ、今回管理を厳格化した目的に合致しているのではないでしょうか。
日経のこの記事は、上記したことに触れていないのみならず、「飛び火」や「懸念」といったネガティブな言葉によって、今回の輸出管理厳格化が悪い対応であるかのごとく記述していることに、我が国に対する悪意を感じざるを得ません。(会員限定記事とのことで全文は読めませんが、読める範囲で感じたことです)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47564600Z10C19A7EA2000/

 

 

2019年7月18日 (木)

【所感】韓国への輸出規制 報復の応酬回避を 政治利用の代償重く=論説委員・木村旬

ちょっと酷すぎるのではないでしょうか?
何を根拠に「韓国人元徴用工の問題を巡る事実上の対抗措置」と断言しているのか、木村旬論説委員は明確にする責任があるように思います。
WTOにおいて韓国に悪用される前に、この記事は事実ではないことを、我が国国民の総意として、明確にすべきではないでしょうか。
https://mainichi.jp/articles/20190718/ddm/004/070/021000c

2019年7月17日 (水)

【所感】輸出規制撤回と協議要請 韓国副首相、対策発表へ

今回の我が国の対応は「輸出規制強化」ではなく、「輸出審査の厳格な制度の運用」であり、これまでの優遇の対象から韓国を除外するということにすぎません。これまで通り優遇の対象とすることを希望するのであれば、我が国に対して節度ある対応が求められるのは当然のことではないでしょうか。首相の写真を破り裂くといった行為をする国を優遇の対象とするか否か・・・そのようなことも理解できない国が存在することは悲しいことです。
https://www.sankei.com/world/news/190717/wor1907170020-n1.html

 

 

2019年7月12日 (金)

【所感】韓国産業相、北朝鮮にフッ化水素を横流しとの日本の報道を否定

我が国は、疑念が生じたことから輸出管理を厳密化したのであって、疑念が事実か否かを検証する必要はありません。疑念の事実がなければ謝罪しろなどとは言語道断です。むしろ疑念を抱かざるを得ない状況の一つである「日韓請求権協定」不履行に関して、遵守されていることの挙証責任が韓国にあることを、韓国政府は認識すべきです。我が国政府は、韓国政府が前記した説明の遂行責任があることを改めて世界に対して明確にすべきだと思います。

https://www.sankei.com/world/news/190712/wor1907120021-n1.html

2019年7月 9日 (火)

【所感】韓国産業相、北朝鮮にフッ化水素を横流しとの日本の報道を否定

疑念が生じたことから管理を厳密化したということであり、疑念が事実であろうがなかろうが関係ないことだと思われます。(というより、個人的にはフッ化水素の横流しよりも、半導体製品の流出自体が問題なのではないかと考えます)
一部メディア(がどこなのか私にはよくわかっていませんが)が報道した疑念が事実でないのであれば、今後の輸出申請の時点で明らかにされ、速やかに承認が得られるので何ら問題ないのではないでしょうか?
ただし、今後の輸出申請においては、新たにファーウェイ関連企業が追加された米国EL(禁輸措置対象リスト)掲載企業への製品の流出がないことを示す必要があると思われるため、承認を得るためには、全顧客リストの供出など、韓国企業が受け入れられない要求がなされる可能性もあるのではないかと思っています。
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1U40RV.html

2019年7月 2日 (火)

【所感】夕食会の安倍首相挨拶に批判「障害者への配慮ない」 大阪城エレベーター巡り

いろいろな意見があるとは思いますが、私としては、「エレベーター」=「障害者への配慮」という硬直した発想しかできないということに、以下の問題があるように思えて仕方がありません。

・「エレベーター」以外の「障害者への配慮」に対する想像力が欠如しており、新たな障害者施策の創造に向けての意思も工夫も見られない

・発言者の意図を汲み取ろうという意思が見られず、このことは多様性の受容に対する障害となる危険性が高い

https://www.sankei.com/west/news/190630/wst1906300003-n1.html

【所感】韓国への輸出規制を強化、政府発表 韓国は対抗措置も

【所感】韓国への輸出規制を強化、政府発表 韓国は対抗措置も

「「輸出貿易管理令の運用について」等の一部を改正する通達について」(※1)に記載されているように、今回の対応は「輸出規制強化」ではなく、「輸出審査の厳格な制度の運用」であることは間違いがないと考えます。

日本経済新聞の「規制強化」という言い方は、ネガティブな印象を与えることを意図したものと思われて仕方がありません。

少なくとも「外国ユーザーリスト」(※2)への記載でなければ、「規制」には該当しないと判断されるのですが、いかがでしょうか?

問題を提起するのであれば、安全保障貿易管理における「ホワイト国(輸出令別表第3に掲げる地域)」から大韓民国を除外した根拠が適切でない理由を明確にする必要があるのではないでしょうか?

実質的に規制に相当する影響はあるのかもしれないが、これまで「ホワイト国」として優遇してきたことの方が問題だったのではないかと理解しています。

1https://www.meti.go.jp/policy/anpo/law_document/tutatu/190701_gaiyo.pdf

2https://www.meti.go.jp/policy/anpo/law05.html#user-list

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46789890R00C19A7EAF000/

2015年8月15日 (土)

昭和天皇の「玉音放送」 原文と現代語訳:朝日新聞デジタル

昭和天皇の「玉音放送」 原文と現代語訳:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASH8F15GFH8DUTIL053.html

⇒ 折角、朝日新聞デジタルに掲載していただいたので、感想を少し述べさせていただきます。(⇒以下の部分が感想、その直前が引用部分です。)あくまでも反省の対象は戦争に負けたことであって、戦争目的には恥ずべきところはなく、侵略に対する謝罪の必要すら当時はなかったと感じられます。

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曩ニ米英二國ニ宣戰スル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス

⇒大東亜戦争の目的が、我が国の「自存自衛」=安全保障と東アジアの安定=欧米植民地支配からの脱却(民族自決)であることを明確にされています。加えて、この目的はこの時に至るまで変わっていないものと捉えられます(この後に続く文言においても、目的が侵略に変化していったなどの表現はありません)。

 

戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス

⇒戦局が悪化したことと世界の情勢が有利ではないことを述べていますが、その原因には触れていません(我が国の戦争目的が侵略に変化したためだとも言っていません)。

 

加之敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所真ニ測ルヘカラサルニ至ル

⇒敵=連合国=米国が、非戦闘員である一般市民に対する攻撃を禁止している戦時国際法に違反していることを明言している部分です。朝日新聞なので削除されたかと思っていましたが、残っています。

 

朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ開放ニ協力セル諸連邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス

⇒欧米植民地支配からの脱却(民族自決)という目的が達せられなかったことに対して遺憾の意を表さざるを得ないと言っているのであって、侵略したから遺憾の意を表さざるを得ないと言っているのでは決してありません。

 

朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ

⇒国体が維持できることを明確に述べられていることから、ポツダム宣言を受諾することは決して無条件降伏ではなく、国体を維持することを条件の一つとした有条件降伏であったことがわかります。

 

爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ

⇒朝日新聞は、昭和天皇の「意をよく理解して行動」してきたでしょうか?

2015年8月14日 (金)

「戦後70年の安倍首相談話」に関しての感想

「戦後70年の安倍首相談話」に関しての私の感想です。(出典は以下、⇒部分が感想)

いろいろ書きましたが、全体的に素晴らしいものだと思います。

http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140016-n1.html

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戦後70年の安倍首相談話の全文は以下のとおり。

 終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。

 百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました。その危機感が、日本にとって、近代化の原動力となったことは、間違いありません。アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。

 世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。

当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。
⇒「当初は、日本も足並みを揃えました。」→当初から、我が国が提案した「人種差別撤廃条項」が不合理な形で否決され(多数決では多くを占めたにもかかわらず、議長のウィルソンが全会一致でなければ成立させないとした)、人種差別問題で足並みは揃っていなかった。そのことが、我が国が孤立させられる原因であった。

 満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。

⇒「「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。」→我が国が望んで「挑戦者」となったのではない。我が国を孤立させようという明確な意思が欧米諸国にはあった。一方で、「新しい国際秩序」というのは人種差別を容認する欧米列強を中心とした秩序であり、それに対してあくまでも「人種差別撤廃」を大義とした大東亜共栄圏を理想としたことを指して「挑戦者」となったとも解釈できる。この場合は、「挑戦者」となっていったこと自体の善悪には触れず、その結果として敗戦したことを反省することとなり、「戦争の道を進んで行」ったことの原因を明らかにすべきことを示唆しているとも捉えられる。

 そして七十年前。日本は、敗戦しました。

 戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。

 先の大戦では、三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などによって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。
⇒「終戦後、酷寒の、あるいは灼熱の、遠い異郷の地にあって、飢えや病に苦しみ、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃」→この部分、非戦闘員である一般市民に対する攻撃を禁止している戦時国際法または「日本を人種として奴隷化するつもりもなければ国民として絶滅させるつもりもない。・・・言論、宗教、思想の自由及び基本的人権の尊重はこれを確立するものとする。」としたポツダム宣言違反だと解釈される。何故、安倍総理は容認するのか?

戦火を交えた国々でも、将来ある若者たちの命が、数知れず失われました。中国、東南アジア、太平洋の島々など、戦場となった地域では、戦闘のみならず、食糧難などにより、多くの無辜の民が苦しみ、犠牲となりました。戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。
⇒「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。」→朝鮮戦争およびベトナム戦争も含めた表現にできればよかったと思ったが、後述されているのでこれでいいと思う。

 何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。
⇒「何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。」→我が国は非戦闘員に対する攻撃は行っていない一方で、支那や米国による一般市民への攻撃はあったことを明確にすべきだと思う。

 これほどまでの尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。
⇒我が国に限定しているものではないことから、支那に対する警告と捉えられる。

 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。

 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。

 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。

 ですから、私たちは、心に留めなければなりません。

 戦後、六百万人を超える引揚者が、アジア太平洋の各地から無事帰還でき、日本再建の原動力となった事実を。中国に置き去りにされた三千人近い日本人の子どもたちが、無事成長し、再び祖国の土を踏むことができた事実を。米国や英国、オランダ、豪州などの元捕虜の皆さんが、長年にわたり、日本を訪れ、互いの戦死者のために慰霊を続けてくれている事実を。

 戦争の苦痛を嘗め尽くした中国人の皆さんや、日本軍によって耐え難い苦痛を受けた元捕虜の皆さんが、それほど寛容であるためには、どれほどの心の葛藤があり、いかほどの努力が必要であったか。

 そのことに、私たちは、思いを致さなければなりません。

 寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。戦後七十年のこの機にあたり、我が国は、和解のために力を尽くしてくださった、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

 しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

 私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。

 そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。

 私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。この原則を、これからも堅く守り、世界の国々にも働きかけてまいります。唯一の戦争被爆国として、核兵器の不拡散と究極の廃絶を目指し、国際社会でその責任を果たしてまいります。
⇒「自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去」→これは現在の支那の状況であり、支那に対する警告と捉えられる。

 私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい。二十一世紀こそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードしてまいります。
⇒ここでは大東亜戦争に限定していないため、朝鮮戦争、ベトナム戦争等を含めたものと捉えられる。

 私たちは、経済のブロック化が紛争の芽を育てた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、いかなる国の恣意にも左右されない、自由で、公正で、開かれた国際経済システムを発展させ、途上国支援を強化し、世界の更なる繁栄を牽引してまいります。繁栄こそ、平和の礎です。暴力の温床ともなる貧困に立ち向かい、世界のあらゆる人々に、医療と教育、自立の機会を提供するため、一層、力を尽くしてまいります。

 私たちは、国際秩序への挑戦者となってしまった過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、自由、民主主義、人権といった基本的価値を揺るぎないものとして堅持し、その価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献してまいります。
⇒「国際秩序への挑戦者となってしまった過去」→これは現在の支那の状況であり、支那に対する警告と捉えられる。一方で、「挑戦者」を良い意味で捉えるのであれば、当時の国際秩序は「自由、民主主義、人権といった基本的価値」が明確になっていなかったものとして、未来を考えていく姿勢とも捉えられる。

 終戦八十年、九十年、さらには百年に向けて、そのような日本を、国民の皆様と共に創り上げていく。その決意であります。

 平成二十七年八月十四日
 内閣総理大臣 安倍晋三

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